CODEC PLANNING

会社案内 | コーデックプラニング

現在のウェブの大きな特徴は、生活者自らがブログを筆頭に掲示板、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、商品レビュー、口コミサイトなどを通して取材情報、意見、評価を大量に発信しているという点です。また、それらのウェブサイトが検索結果に数多く表示されることで、購買行動に非常に大きく影響するようになったというこうとです。

テレビや新聞、雑誌、ラジオなどのメディアは「企業発」と言う意味で「トップダウンメディア」と呼ぶことが出来るとすれば、生活者が発言し合い、教え合って自らが作り上げるコンテンツは「ボトムアップメディア」と言うことが出来ます。現在のウェブの世界は、企業発のトップダウンメディアとしてのウェブサイトと生活者発のボトムアップメディアとしてのウェブサイトが混在する世界といってよいでしょう。そしてこのボトムアップメディアとしてのウェブサイトの拡張と定着こそが、企業と生活者自身の双方に影響を及ぼすという意味で他のメディアにはない独特の世界を作り上げているのです。

今や、ウェブにおける主役は、自らの目線で取材し、感じ取り、評価して行動する「生活者」なのです。ウェブマーケティングの実践やブランドコミュニケーションにおいて、企業は常に“物言う生活者”との関係の中でウェブサイトを構築・運用していかなければ、企業発のウェブサイトをメディアとして十分機能させることは出来ないでしょう。私達は、ウェブの世界が常に変化し続け、且つその影響力を増大させるメディアであるとの前提の中で、企業が常にベストの状態で活用できるウェブサイトの “あるべき姿”を提案したいと考えています。

ということを11年前に思い、この会社案内に書いていました。それを今読み返しても、状況はほぼほぼ変化していないようです。今やマスコミがネットの情報を追いかけているのが現状ですらあります。使用するツールは変わっても、情報伝達の基本的な仕組みは変化していないことに気づきます。